家の中にクライミングウォール!
素敵な青い壁のお家の中は遊びゴコロいっぱいです。
ドアにも、収納にも、ひとつひとつにこだわり。
なんと、2階のダイニングにつながる壁にはクライミングウォールを設置。
元気なご家族の笑顔があふれるお家になりました。
この家が建つ場所は、北に寿司屋、東に喫茶店、南にアパートと、いずれも開放しにくい用途の建物に囲まれていました。さて、どうしましょうか…。
そこで私たちは、建物をT型にして、朝の庭からの光と、昼からの光を入れるベランダを設けることにしました。明るさと開放感を確保しつつプライバシーも確保する工夫です。
難しい条件でしたが、住み心地のいい家にすることができました。
家を建てるのが難しそうな場所でも、私たち自慢の「設計力」で、敷地に合った最適な間取りを提案できる良い例になりました。
この家にはいくつもの扉は、全て建具屋さんの手作りです。
洗面所の入り口は、杉板とステンドグラスで作られています。 このステンドグラスは本物のアンテイークで、建具屋さんが古い枠から上手く取り外して、新しい建具の中に納めてくれました。杉とステンドグラスの「本物同士」が上手くまとまり、素敵な扉になりました
黄色い壁紙の子供部屋のドアは、ひし形のガラスをはめ込んだシンプルなもの。このガラス、実は、手作りの輸入ガラスなのです。工場製品では出せない微妙なムラが良い雰囲気をつくります。
黄色い壁紙は一面だけに使ってアクセントにしています。絵や最近流行の壁用ステッカーなどを貼ると引き立ちます。
家の中に、クライミングウォール!
施主様の趣味であるボルタリングの練習が出来るように、壁に無数のネジ穴が。
15mmの合板の裏側からツメ付きナットを仕込んであり、そのネジ穴へホールドというカラフルな人工岩を付けて使います。
施主様自身で穴あけ&取り付けをされた力作です。これも、施工の思い出も残る、思いが形となったセルフビルドの1つです。
玄関は引き戸です。
訪れた人をお迎えする最初の顔。
和を意識した縦格子のデザインは格子の間隔と巾が微妙に狂うだけで野暮になってしまいます。
あまり広くても防犯の面で心配です。
絶妙な間隔で作られた品の良い格子戸で家の印象もがらりと変わります。